ワクチンを接種した人に対して発行されている
ワクチンパスポート
今日本ではワクチンパスポートを発行し、運用できるように仕組みづくりが進んでいます
ワクチンパスポートを作ると言っても、それはコロナ対策の一環であり、税金が投入されることとなります
税金が使われるのに、ワクチン接種を希望しない人にとって不利益となってしまう政策では納得ができない人もいるのではないでしょうか
ではワクチンパスポートがどんな物で本当に必要なのか考えてみました
ワクチンパスポートってどんなもの?
ワクチンパスポートとは、新型コロナウイルスのワクチンを接種した人に対して、申請することで市町村などで発行される書類です
これを持っていなければ入国ができない場合があります
ワクチン接種済でなければ入国ができない国もあります
海外旅行の際には必ず受け取られて持っていく必要があります
ワクチンパスポートを持っていない場合
国にもよりますが、ワクチン接種済でなければ入国ができない国では、ワクチンを接種していたとしても、それを証明することができなければ入国はできません
そもそもワクチン接種をしていなければ、現に入国できない国がある、というわけです
ワクチン接種済でなくても入国できる国もあり、その場合はPCR検査の陰性証明の提出が必要となります
出国前検査証明という書類があり、こちらへ検査の内容と医療機関のサイン（印）が必要となります
これがないと現在日本には入国できません（2021.9.14現在）
海外にいかなければワクチンパスポートは不要なのか?
海外に行く予定がない方にとっては、ワクチンパスポートは特に必要ないと思われるかもしれません
ですが、今日本ではワクチンを接種した人の行動制限を緩和する動き進んでいます
ワクチンを接種すれば
飲食店の利用、県をまたぐ移動、イベントなどへの参加
これらが認められるようになるようです
ワクチンパスポートも市町村発行の紙媒体ではなくて、デジタルデータ化し、スマートフォンなどでも提示できるように進められています
ワクチンパスポートを持っていなければどうなるのか?
ワクチンパスポートを持っている人の行動制限の緩和がどのような内容になるのか、まだわかっていません
ただ、単純に飲食店の利用制限などであれば、海外旅行の時と同じで
別に利用する予定はない
という方にとっては、多くの税金を投入し無駄な事をしているようにしか見えないと思います
ワクチン接種は任意！
ワクチン接種は任意です
だから自分で接種をするかしないかを選ぶことができます
ただ、世界は今ワクチンの接種をみんなにしてほしいと思っている状況です
それはコロナ感染を抑える目的です
なので、たくさんの人に接種してもらえるように、これからはワクチンを接種している人が得をするような世の中の仕組みになっていくのかなと思います
ただ、行動制限も上手にしなければ結局全然運用されていない、となりかねません
ワクチンを打っているのが高齢者が中心であれば、ワクチンパスポートを利用して行動制限をしてしまうと、逆にお店側の負担となってしまう可能性もあります
ワクチンを接種していない人は利用できないので、普通に考えたらお客さんは減るのではないでしょうか
通常、1日に100人が利用するようなお店であれば、ワクチン接種率が50％だとして、単純計算で50人しか利用しなくなるのでは?
とも考えられるし、1日に100人が利用するお店が年配の方のお客さんが多いお店であれば100人が全員利用できるって事もあるかもしれません
逆も考えられます
ワクチンパスポートでの行動制限は、お店の意思がどこまで反映できるのかわかりませんが、自分が店側なら、ワクチンの接種をしていても感染リスクは0ではないのであれば、接種していない人と接種済の人は同じように扱って問題ないのでは?と思うので
分けずに普通に営業したいです
各国での動き
他の国ではワクチンパスポートの利用が始まっているところもあります
ワクチン未接種者による暴動やデモなどが起きている国もあります
やっぱりどの国でもこの政策に関しては
不平等
そう感じてしまう人も多いようです
また、こんな事をしていて本当に効果があるのか?と疑問も多いようです
フランスでは
ワクチン接種証明か陰性証明を提示するような
衛生パス
というものを導入しています
ワクチン未接種者でも陰性証明ができれば、行動制限がされないというわけです
これにより、現在のフランスは屋外ではマスクはせずに、飲食店でアルコールの提供もされています
最後に
日本ではどのように進められるのか、一番気になるワクチンパスポート
誰のために、何のためにするのか
それをちゃんと考えた上で、運用をして頂きたいですね
誰か特定の人にだけの利益になるような物であれば、必ず失敗すると思います
今負担を強いられている人の負担が少しでも軽くなるような政策になればと思っています
それでは
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